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細川邦子の場合(4) 感想1/14日掲載 [我らがパラダイス 感想2016年1月分]

我らがパラダイス4感想 1/14日掲載です。
「細川邦子の場合(4)」です。
今日は兄・三樹男のことだった。
有名大学にストレートで合格し、就職もスムーズ
に都市銀行に入り、家族みんなの期待の星だった。
それが2歳年上の登喜子とできちゃった婚をした
ことで、出世街道から右下がり。

その時代はできちゃった婚は白い目で見られたものね。

転職を繰り返す内に右方下がりまっしぐら。
お兄ちゃんのことを今では、あっという間に
「小汚い中年男」」や「ハゲ」ってずばりって
いるところが林真理子さんらしくて笑いました。

アマゾンの本ベストセラー紹介


何しろ、人生が下り坂になったのは、兄嫁の登喜子
にあると言わんばかりです。

「おやじがうちのやつに抱き着いてきたらしい」
とはお父さんがおかしくなってから、ここ最近の
ことですよね。

横尾さんの挿絵もいいですねーーー。
三樹男の感じがよく出でいます。何しろ斜めに描いて
あるのが何かわからないけど素晴らしい。

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私の想像なんですが、細川邦子の場合とあるように
2月は○○何子の場合と書いていくんじゃあないでしょうか?
そして11月まで11人の主人公を登場させて
12月になったら実はこれが12人集まった同窓会での
一人一人の話だったりして。
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