アクシデント(4) 感想 9/15日掲載

我らがパラダイス243
アクシデント(4)　9/15日掲載の感想です。
ヨシ子は昔かたぎでまっとうだった。

うまい話が転がりこんできても、ラッキーなんて
喜ぶ顔はしたくないという。

さつきは、「お母さんの事、考えての事だよ。
この強情っぱり」と二人は言いあいになる。

ヨシ子はあくまで考えを変えようとはしない。

そこに、遠藤が話に入ってきた。
遠藤は今日は正常だから二人の話はよくわかる。

お母さんのまっとうな考えに感動したという。
お母さんがもう少し、若かったら本当にプロ
ポーズしていたかもしれないともいう。

やはり、お母さんと僕が結婚するのはおかしいと
思うし、さつきさんに引きずられたところがある
かもしれないと、遠藤は冷静に判断する。

遠藤は手帳を取り出した。
そこには全財産が書いてある。
かなり大きな数字の金額らしい。

これでお母さんにセブンスタータウンでなくても
快適なところに住んでもらうのはどうでしょうと
きりだしてきた。

僕の妻ではなく僕の義母としてということだ。
さつきさんと僕が結婚して、遠藤は息子として
ヨシ子を手厚く対応するという事だ。

これなら話はすじは通るし、すっきりする。

これなら、ヨシ子もさつきは玉の輿で結婚できる
し、自分も金銭的に面倒みてもらえるなら
万々歳だ。
これなら受け入れない理由はないだろう。

でも心配は遠藤がアルツハイマーであり
さつきにその世話までのしかかってくる
と思うと胸が痛むと思う。

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