アクシデント(30) 感想 10/12日掲載

我らがパラダイス269
アクシデント(30)　10/12日掲載の感想です。
遠藤とのさつきの生活はあっという間の短い間
だったのですね。
エンゲージリングは普段使いできるようにと、四角い
ダイヤをシンプルにしたものだ。

さつきは、次の日、左手にはめてみて自分でも大層
気にいった。
300万の２カラットのダイヤの指輪を普段使いとは
さすが、遠藤ですね。

でもさすがに普段使いはできないですね。
遠藤にも手にはめたリングを見てもらおうとした時、
さつきの事がわからなくなっていた。

「あなたは誰ですか?
　遠藤って誰?」と発したのだ。

一番、うれしくてこの幸せを共に喜びたかった相手から
のこの言葉はショックですよね。

遠藤と約束していた。
もし、さつきの事がわからなくなった時は、ジ・エンド。
上の階に行くと。

大丈夫だよ。ここで私が面倒をみるから。
遠藤さんと一緒に暮らそうよとさつきが言っても遠藤は
ダメだという。

男らしいね。

下の階がボケ老人がウロウロするなんて、美意識が許さない
というのだ。
ここの老人たちはただの金持ちだけではなく、その気概が
あって生きていると。

人間最後の美学だね。

上の階に遠藤が言ったら、さつきも一緒に行かれないのかね。

さつきは母のいるアパートに戻って、上の階に通う事になる
のだろうか・

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