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実行(6)感想 7/6日掲載 [我らがパラダイス 感想7月分]

我らがパラダイス174
実行(6) 7/6日掲載の感想です。
今日は二人で503号室の喜美子の部屋に入った。
喜美子は目を見開いたままだ。
目を見開いたままだと、ドライアイになってしまうが
ずっと見開いていることはできるのだろうか!

朝子は脈を見て血圧を測った。心臓は強いので
おそらく後、何年かは生きると読んだ。

家族の誰も見舞にこないだろう。

「でも、下のお友達がいっぱい来てくれるよね」と
朝子が言った。

訓子は「でもね。星野さんはなでしこ会なんですよ」
と言う。

なでしこ会とは懐かしい言葉ですね。
なでしこ会の人達は、誰かか上の行ったら、惨めな姿
を見るのも、見られるのもいやだから見舞にはいかない
事が鉄則となっているらしい。

朝子が、お金持ちはよくわからないですねと言って
いる間に、訓子がデジタルカメラを喜美子に向けていた。

目が見開いて斬バラ髪の喜美子の写真を撮ろうとしていた。

朝子は、七福の里のヘンタイの介護士がよみがえって
思わず「何をしているのか」と叫んでしまった。

これは、名簿用の写真をとっているんですよと訓子
の言葉に納得した。

このフロアーの居住者の名簿に顔写真を載せるためだ。
この写真はPCに収められる。

朝子は「ちょっと 待って」と叫んだ。
たぶん、髪を整えてあげるに違いない。
意識がないとは言え、相手がいやだと思うことは
直してあげたいものですね。

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