実行(7)感想 7/7日掲載

我らがパラダイス175
実行(7)　7/7日掲載の感想です。
いゃーーー今日は朝子は怖い考えをもっていた。

昨日、星野のプロフィール写真をとるとき、
朝子が「ちょっと　待って」といい、斬バラ髪
を整えてあげる優しい朝子と思ったが・・・・・
いゃーーー怖いですね。

星野は意識がなくて、家族もいないとなると
こうして犯罪に狙われるのですね。

昔、戦後などはドサクサにまぎれて、こういう
身寄りのない人が犯罪に巻き込まれるミステリー
なんかがあったような気がする。

訓子は、聞けば聞くほど後ずさりする。
まさか、本気ではないよねと言う。

でも、朝子は母親の事で必死になっているので
うちの母と星野さんをとりかえっこしてよと本気
で言う。

いわゆる、人間、すり替えですね。

しかし、スウェーデンに帰っていった一人娘が
上のフロアーに行く手続きをしていったのですよね。

星野は下の住人の時も、プロフィール写真はある
と思うし、その人が上に行くのだからすり替えは
できないと思うのだが・・・・

ちょっと考えれば、すぐにばれてしまうのは
明白だが、人間切羽つまるとあさはかな考えに
なってしまうのですね。

読者としては考えもつかなかった方に小説が展開
して、又クライマックスがおとづれて面白くなって
きました。

朝子のにしても細川邦子にしても
内部の人が結構、悪い事をかんがえるのですね。

話は違いますが、一人経理の場合、横領なども
「ちょっと貸してもらおう」と思い借りて返せなくなり
誰もわからないからいいかとなってしまうのですね。

すり替えにしても、横領にしても根っこの部分は
同じような気がする。
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