実行(8)感想 7/8日掲載

我らがパラダイス176
実行(8)　7/8日掲載の感想です。
朝子はだんだんと強くなっていきますね。
朝子の方がここで働いている期間は訓子よりも
短いのに、介護士より看護師のが上という感じ
だからでしょうか。

介護士のチーフの訓子が星野の担当になり、写真
と症状をかえればいい朝子は言う。

ジェネラルマネージャーの福田は時々、上に上がって
きますよと訓子が言っても、「ここのフロアーは大半
が呆けているのでざっと見て終わりだよ」と朝子は言う。

だから気づかれないと。
朝子は大胆な考えになっていますね。

もしバレたら訓子も朝子もクビだ。
それも朝子は覚悟の上だ。
でも訓子はそんな危ない橋を渡るとしても
朝子と共犯になる理由はない。

それを共犯にもっていくため、朝子は訓子に顔を
近づけて決定的な言葉を放った。

もし、私の母がうまくいったら、訓子の義母もここに
入れて私たちが看てやろうと。


しかし、訓子にとっては義母で、朝子が自分の母を
看る思いとはちょっと違うと思う。

朝子は、他の施設での虐待や悪い情報は色々と聞いて
いる。
自分たちがすり替えても、何も悪い事はしていないと
言い聞かせている。

さも、正当だと言わんばかりの理論を訓子や自分にも
押し付けているがこれはレッキとした犯罪である。

横尾さんの絵からすると、朝子が決定的にものを言って
リーダーシップをとっている。
訓子は人が良さそうだから、ダメとはわかっていても
丸めこまれてしまいそうですね。

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