絶体絶命(47) 感想 11/30日掲載

我らがパラダイス317
絶体絶命(47)　11/30日掲載の感想です。
バリケードがいやだと朝子の顔色が変わるが
バリケードらしきものはすでに、チェストで
していますよね。
いわゆる本格的な立てこもりは嫌だという。

「では、ここで今、やめればいい。
あんたたちのおままごとごっこで終わるよ。
ここのやつらは口をぬぐうよ。
ちょっと呆けた老人が暴れたもんですからと
それでもいいなら、この時点でやめればいい。
あんたたちがクビになって終わりだ」
と立川が言う。

「私はいやです」と邦子が言った。

なぜこうしなければならなかったのかを、朝子の
ように世間に一矢を報いたいのだという。

じゃあ、あんたたちはやる気があるんだなと
立川が確認した。

そこにいたすべての女たちが
「はい」
と答える。

倉田夫人も純子もいる。

それならと立川が本格的な立てこもりの方法を
伝授する。

立川はすっかり、リーダーの貫禄を出している。

さつきに下の食堂に行って、食料を確保してくる
よう指示を出した。

この立てこもりが本格的になると、警察はもちろん
マスコミや新聞記者があつまり、世間に知れ渡る
だろう。

セブンスタータウンの評判はガタ落ちになるだろう。

世間に一矢報いたいのはわかるが、すり替えられた
家族が大騒ぎになるだろう。

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